「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」
これ、すごくイイ本。ランス・アームストロングという、プロサイクリストが書いた本。
知ってる人も多いと思うけど、ガンを克服してツール・ド・フランスを勝っちゃった人。
いま半分くらい読んだけど、自転車とかランスとか、そういうことでなくて、
人生やら価値観、ものの考え方、親、、、一章一章、多くのことを学び、
多くのことを気づかされます。
それに、自分の考えが間違ってると教えられたり、
自分の考えが間違ってないよ励まされたり。すごい人なんですね。
ところで、僕の人生の本=バイブルはなんだろう。
本なんて子供の頃から全く読んで来なかったなあ。
社会人になったときに初めてちゃんと読んだ本のなかの一つで、
松下幸之助の
「指導者の条件」 はバイブルかな。
それから続いて
「七つの習慣」 。これもバイブルでした。
仕事にがむしゃらに突進していたころは、
あらゆる技術関係の本 がバイブル。
いろんなのを読みつぶして、何冊も駄目にしたなあ。
そしてほどなくして、入社2年目も後半になったころ、
当時つき合い始めた今のカミさんと毎日のようにやり取りした
「10000通のメール」。
いまも保存してますが、年上ということもあったからか
色んなことを教えられました。バイブルです。
結婚して生活も仕事も落ち着いてきて、気がついたら
役職がついて、がむしゃら感も方向を変えて活かす知恵が
ついたりして、趣味にも没頭し始めたころは、
「バイク曲がれる大図解」 (笑)。バイブルでした。
「ライテクの新常識25DVD」 (笑)。これまたバイブルでした。
この頃になると通勤の途中でいろんな小説を読みあさった。
三浦綾子さん の本は大好きです。通勤電車で何度か泣きました。
北方謙三さん も好きです。カッコいい。
そして現在。自転車に関する本を読みあさり始めてます。
ずっと読みたかった、
「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」 。
レースやらツールの話しは全然詳しくないし、ガンの知識も
あんまり無いけど、そんなことより、一人の人間として、
時には自分の中で、時には知人や家族と、様々なことを感じて
考えて、意思決定していく様には、多くのことを感じずにいられませんね。
この本に出会えてよかった。今のところそんな風に感じています。
あと残り半分。楽しみにしています。